マイカーで出かけようとした時に、ルーフに、どうも野良猫が上に載って遊んだ時に出来たと思われるスリキズがありました。
上記が、メタリックシルバーの車のルーフにできたスリキズの箇所の写真になります。スマートフォン撮影ですので、少し画質は悪いかもしれません。
素手で触ってみると、いかにもスリキズというざらざらした感触でした。
こんな場合というのは、「あ~なんてこった~修理するのに何万円もかかるに違いない」 という心情といえばよいでしょうか。
「人は不幸には慣れるが、不安には慣れない」 ということわざみたいなものがあります。
ものの考え方として、「どうしよう、どうしよう」 という感じで自問自答しますと不安だけが増してしまい、頭の中で結論が出せなくなるので、
「そうだ、自分で修理しよう」 というアクションプランにしてしまった方が楽ちんです。
「ブック、板金塗装修理工」 と呪文のように言えば、頭の中で見た事のある板金塗装修理工と呼ばれる職種の人の作業風景が頭に浮かびます。
求人雑誌とかで板金修理とか、そんなに高い給料ではありませんから、1つの仮設として、それほど高い技術や経験を持っていない人でも、ひどい修理でなければなんとかDIY修理ができるのではないかなあ~と想像します。
想像力はひとそれぞれですが、普通はそんな風に考えると思います。
まず、上記のように、水で濡らし絞らない雑巾でキズの箇所を濡らします。そうすると、スリキズが見えなくなりましたので、「キズは塗装表面のキズ」 だと推測できました。
次に、ルミエールに行き、カー用品コーナーでスリキズ修理用の液体コンパウンドを買います。
上記は見づらいですが、液体コンパウンドをスリキズ箇所に付属の固いスポンジで磨いた後に、ふき取っていない写真です。
上記が、液体コンパウンドで何度か磨いては、乾いたタオルでふき取りという作業を繰り返した写真です。
上記の作業で、スリキズは、目を凝らさないとわからない程度に回復でき、10分くらいで終了できました。
固い付属のスポンジで力を入れて磨くと、ムラができにくいわけです。
液体コンパウンドを塗装面に刷り込むような感じで10分くらい繰り返すと、スリキズがわからなくなってきます。
1度に徹底して作業を行っても、1週間とか1カ月とか時間経過した時に目立つ事もあるので、最初の修理する日は、ある程度力を抜き、ザックリとスリキズが目立たたなくなる程度で終了しておくのがコツです。
スリキズは、天井のある月極駐車場内とかで、キズに対してナナメから見るとクッキリ見えます。
だから、駐車場内で作業し、ある程度スリキズが見えなくなりだした時に終了します。
その後、天井のない駐車場に出かけたりして、1時間とか日当たりの良いところで、今の時期だと触った時に熱くなっていますが、そこで見ると、ほとんどスリキズがあったとはもう見えないほど綺麗になっていました。
スリキズ修復作業は、最初に塗装面にどの程度のダメージなのか? というリサーチ調査を行い、いける~と判断したら一気にすべてを1度にやってしまいます。
やりすぎが1番マズイので、ある程度で適用解除と言う感じで終了します。
最後にその日、または翌日など晴天の時とかに屋根のない駐車場とかで自然光の下で、作業後の確認をやります。
稀に1週間後や1カ月後に少しスリキズが目に見えるようになっている事もありますので、1カ月くらい経過して、チェック後にワックスやコーティング剤で仕上げます。
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