今回は、それまで普通に走っていたのに、ある日出かけると、「あれれ、ノッキングしている?」 みたいな事が起きたというエンジン不調に関してになります。
今年の夏は暑かった。
例年でも7月15日の山笠が終わった日くらいに梅雨明けとなり、俗に言う”梅雨明け10日” みたいに外気温がガツンと上がり、それまで梅雨で30℃くらいだったのが、34℃に上がるので暑い。
福岡市内だと、37℃とかを車の外気温が示す日が年に何回かあったりする感じ。
台風6号とかで猛暑日が続いた時に、屋根なし月極駐車場から出発し、住宅街の狭い路地を走り出した時にそれが起きた。
車が1台通れるくらいの狭い路地なので速度を出すわけではない。
曲がる時に速度を落として、90度左に曲がった時とかにアクセルを踏むとその瞬間にカラカラ音がした感じ。
ラフにアクセルペダルを踏んだら、チョイ間があってカラカラ音が聞こえ、その後は普通に走るように見える。
車のエンジン不調が起きた時というのは、どういう時にどういう症状が起きるのか? を運転者が自分で把握しておくのが良い。
エンジンが温まった頃に、いつものコンビニに寄ってATMでお金を引き出そうと寄った時にお客様駐車場の空いた場所でバック駐車しようとしたら、「あれれ、動きが遅い」 というのがあり、エンジン回転数が低いのだろうか?
後はそんな感じで様子を見て、いつも決まった火曜日にショッピングモールに買い物に行くので、デカいショッピングモールの立体自走式お客様駐車場の4階まで外にある一直線の上り坂をスピードを出さずに上ると、カラカラ音がよくわかる。
「あっ、やっぱりノッキングしているなあ」
そういう確認が重要。
後は、エアコンのコンプレッサーが古くなりロックしかけている事が原因で起こる事があるので、エアコンをオフにして、それでもノッキングは同じ条件で出るのか? も確認する。
吸気温度が高いとノッキングする事はあるので、たまたま猛暑日でそうなっただけかもしれないので、気温が少し下がった雨の日とかも走ってノッキングするのを確認した。
「なぜ、エンジン不調になったら自分で目視確認したりするの?」
それまで問題のなかった車がある日不調になると、慌ててディーラーなどに行ってみてもらうとかあると思う。
ただ、「ノッキングして」 と言われれば古い車だと、「それはプラグコードやイグニッションコイルやプラグ、バッテリーなどが劣化しているからですよ」 みたいに言われ一式交換される事がある。
ノッキングは、例えばスロットルバルブの汚れを洗浄すれば解消する事もある。
じゃあ、安い修理となるかもしれないスロットルバルブの周辺のパーツを取り外して、目視確認して、「たしかにスロットルバルブが汚れているので、まずはここを洗浄してみましょう」 みたいにはあまりならない。
点火系統が劣化仕手いる可能性があるので、それをまず一式交換しちゃった方が手っ取り早いですよ~ みたいな感じ。
それはそれであながち間違いでもないと思う。
これから数年、ずっと乗るのであれば不調になる時期にパーツ交換しておくのは悪くはない。
でも、ひょっとしたら後1年で買い替えようかなあ~ みたいに考えていた場合、修理にあまり余計なお金をかけたくない気持ちがあるとかあると思うのです。
例えば、お腹が痛いとか起こった体の不調で病院に行っても、単純に食べ過ぎであったり、食あたりであったり、ほんとに病気だったり、原因は複数あるじゃないですか。
町のどこにでもあるような小さな修理工場、家族経営のようなところでも、オーナーである運転している人が、「こういう感じの時にこういう不調がある」 と話をした方が、「それはたぶんスロットルバルブの洗浄で直るかなあ」 みたいに経験則で言われる。
でも、乗っているオーナーが、「ノッキングするので何とかして」 みたいに目標だけを言えば、それはパーツ交換してみたいな方向性でやらないと時間だけかかって儲からないじゃないですか。
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