「車を買ったことがないので、車を買うというどういうメリットがあるのかがよくわからない」 という人がいらっしゃます。
車を買えば、何か良いことがあるのか? と訊かれてもそれは人それぞれ違う部分もあると思いますが、車を買えば自分の事がよくわかるからではないでしょうか。
例えば、18歳、大学1年生になった時に男性が、高校生時代に街で見てカッコいいなあ~ と思い欲しかった車を買ったりする。
実家から生活費の仕送りがあるので、さすがに車くらいは自分で働いて買うべきかと考え、あるいバイトをして、ローンを組みスポーツカーを買ったりする。
当初の思惑としては、カッコいい車に自分が乗り、それで大学生時代にかわいい彼女でも作ってどこかドライブに行って楽しむというのを考えて買った。
でも、その彼女ができないと、アルバイトしてばかりとなり、「何であんな車を無理して買ったのかなあ」という結果だったとします。
そのような場合、車はモノでしかないので、それを買ったところで人生は変わらないという事を学ぶのかなあ~ と思う。
同じように、「大学生になったので、車を買って友達とどこか遠くにドライブしたりして楽しむぞ」 と思ってローンを組んで買ってみたものの、一緒に乗ってくれる友達がいなかったという4年間になる場合もある。
「車を買えば彼女ができる」 という風に思い込み買う人もいれば、「車を買えば友達と一緒に県外まで遊びに行く」 という夢を見て、現実は違ったりする。
例えば、自分で自分の事をイケていると思っていて、後は車さえ買えばとスポーツカーでも買って、彼女ができないという残念な結果だったりすれば、それはそのスジヨミが学生時代に間違っていたと気づくことができるわけで、数百万円の価値があるのではないかなあ~ と思う。
だって、不幸な人生の人の多くは、自分の事が良く見えない事からそのような結果を招いているだけだと思うのです。
次に、中古車をローンを組んで買うと、「大学生時代に、大学まで友達と一緒に大学に行ったり、大学で友達を乗せて食事やドライブに行け楽しそう」 と思ったりする。
でも、
毎日のように乗っていると、”洗車” をしないといけない。
コイン洗車場に行って、昔からある100円玉を投入し、高圧洗浄機で水洗いをしたりする。
東京だと1年の4分の1は雨だといわれています。
毎日が晴れた日ばかりでなくて、時には豪雨となる。 それが人生ですよ~ と誰か葬式で和尚さんが話したりするじゃないですか。
車を買った時に、最初にしんどいなあ~ と感じるのはこの洗車だったりする。
自分が大学などに行く時にあまり雨とかで汚れているまま行くと、みんなに汚い車だなあ~ と思われるので、コイン洗車場に寄り、サッと洗車して拭きあげないといけない。
車の外装のボディは塗装されていて、雨などで雨ジミやウォータースポットなどがでこるので、サッと水洗いしただけでは綺麗にならず、ワックスとかをかけてふき取るという手間も必要だったりする。
18歳の大学1年生で新車を買い、でも乗り続けているとどんどんそれが汚くなっていき、どういう風にすればピッカピッカになるのか、やり方がわからないという人もいる。
一般的にどこか月極駐車場を借りたりすれば、それは青空駐車場だったりするので、乗らなくても雨で汚れる。
そういう乗り物を初めて所有した時に、自分が綺麗を維持できる人なのか? そうでないルーズな人なのか? がわかると思う。
次に、
お金の管理とかがある。
自動車は任意で加入できる自動車保険があり、新規契約は6等級スタートという割引料金クラスとなり、最大20等級という定価の半額以下の割引まで、1年間無事故だと1つ等級が上がる。
でも、年齢や自動車の価値などによって保険料が上下し、21歳未満だと割り増し料金なので1年で〇〇万円とか掛け捨てとなるくらい高額だったりする。
それ以外に1年で4月1日時点の所有者・使用者に自動車税という請求書が4月下旬に郵送されてきて、5月末までにコンビニで支払っておいてねとなる。
それ以外にエンジンオイルの交換もしないといけないし、12か月点検とか、2年に1度車検なども受けないといけない。
中古車を買えば、車検の有効期限がそれぞれの車にあり、自動車保険は加入して1年間の定期契約となるし、自動車税は4月下旬に請求書が勇壮されてきたりする。
お金の支払がバラバラでやってくるので、お金の管理ができないという人にとっては、「参ったあ~、 今月俺は車検だった」 とお金に困るとかある。
それら以外に、車は走る分だけガソリン代がかかるし、毎月支払う月極駐車場代とか、出先で使用するコインパーキング等の時間貸し駐車場代も必要になる。
彼女や友達がいない人だとそれで済むわけですが、彼女がいれば、「ねえ、今度の週末は県外にできたあの新しいテーマパークに行こうよ」 と言ったりして、ガソリン代・高速代などは男性が支払う感じだったりするのでさらにお金がかかる。
お金の管理ができる人にとってはどうでも良い感じだと思いますが、お金の管理が苦手な人だとお金の支払時にいつもお金がないと誰かに借りりする事になる。
次に
男性の場合はドライブルートの組み立てとか管理もある。
彼女が、「今度の日曜日にあそこの新しくできたテーマパークに行こうよ」 と言ったりして、言われた方は行きたくないと思っていたりする。
普段友達乗せて大学に運転したりしていて、クタクタだったりする。
でも、仕方ないので日曜日とかに朝7時とかに洗車して彼女の家まで迎えに行き、地図の本でも後ろの席から取って、「ここから県道〇〇号線を走り、〇〇の交差点で国道〇〇号線を走り、往きは高速にあそこで乗って時短で走らないと到着時間が遅くなるか」 とかドライブルートを組み立てないといけない。 走ったことも土地勘のない道路だったりする。
カーナビじゃダメですか? と訊く人もいらっしゃるのですが、空間認識機能が低いと地図が読めないとかになるので、それは社会人になる前に気づいた方が良い。
後は、車を運転し目的地に向かうと、隣の助手席で彼女が、「この前こんな事があったの」 とご機嫌で話したりする。 「へえ、そうなの」 と相槌を打ち、「今は県道〇〇号線なので、もう少しで曲がるポイントの〇〇交差点があり、そこから右折だったかな」 と進捗具合も管理しないといけない。
早い人だと2つ以上の事ができないという事があるので、複数の事を同時に行なうという車の運転はそういうのも気づく事になる。
後は高速道路に入り、「今の時速だと到着時間が遅れるので、時速120km/hペースにスピードアップしないとマズイなあ」 と考えたりして調整すると思う。
目的地に到着し、遊んで、帰りにどこかレストランで夕飯を食べて、助手席で彼女が遊び疲れた子供のように寝ている顔を見て、「やれやれだぜ。 あと何時間で家に到着するのかなあ」 とヘッドライトを点けて1人で運転して家に向かう。
男性の場合、彼女があそこに行こうよ~ と言ったお題に対し、土地勘のない道路でもサッとドライブルートを組み立てて、そのデートがうまくいくようにプランニングした後も調整してスピードアップしたりしないといけない。
初めて走る土地勘のない道路で道がわからないという事もある。 そんな場合、車が邪魔にならないところに停めてエンジン掛けたままエアコン入れたまま彼女に「ちょっと道を尋ねてくる」 とって、畑仕事をしているおじいさんとかおばあさんに道を尋ねて、訛りとかあるので、「こういう意味か」と考えないといけない。
自分で組み立てて進捗具合を管理、調整したり、修正もしないといけない。
彼女が、「この前は楽しかったねえ」 と言ってその結果があってこそ、また次の遊びたい場所を言うとかになる。
最初の1回目で運転へたくそでつまらないと思われた方が楽だったりすると思う。
男性の場合、大学生時代に彼女が、「あそこに行きたい」 とかの夢を叶えるように、ドライブルートを組み立てて、それがうまくいくように進捗具合でスピードアップし調整し、後は道がわからない時とかに修正をするという事をやると思うのですが、それができる事で社会人になって会社員になった時でも仕事の管理とかできるだけの話だと思うのです。
大学生時代に自分が行動プランを組み立てるのが苦手だと感じれば、それはどこかの企業に正社員として入社しても組み立てることができないと予見できるので、仕事そのものを作業員に変更した方が良いと気づくかなあ~ と思う。
あくまでも、大学生で車の運転免許を取ったという人であれば、そのまま中古車でもローンを組んで買って乗るという経験をした時に、自分が何者なのか? というのが知れるかなあ~ と思うのです。
車を買い、全員が同じような結果になるという事はないと思います。
実際に車を買って、1人で買い物に行くとか、大学に通うとか、経験してみた時に自分にとって運転が苦手と感じる人もいるでしょうし、運転は問題ないが洗車とかお金の管理が苦手と感じる人もいると思う。
後は車はモノという道具ですのでそれを買ったからと言って、結婚できない人は買ったとたんに自分が変わるわけでもないので、同じように結婚もできないと思うのです。
例えば、大学生時代に、「俺はもっとモテそうな気がしていたが車も買って気づいたのはモテない結果だった」 となれば、それは大学生時代に自分が見えた事で社会人になって失敗せずに良かったとなると思うのです。
おじさん、おばさんという感じの人でも数百万円の新車を買うと最初の1年間くらいは毎週洗車したりするけれど、次第にルーズになる人は珍しくない。
同じように大学生1年生で新車・中古車を買い、結果が面白くないと4年生になった時には綺麗さを維持できていない人も珍しくはない。
もしも、自分で「俺は大学1年生の時にローンを組んで中古車を奮発して買い、でも4年生になった時には水垢やウォータースポットだらけで汚くなっていた」 という結果であれば、それはきっと社会人になって最初の新入社員1年生で頑張ることができても次第にルーズに変わるという予見ができると思うので、新社会人になる前にそこに気づければ人生変わる可能性もあると思う。
彼女とかに、「ねえ今度の週末にあそこのテーマパークに行こうよ」 と言われ、ドライブルートをサッと組み立てるのが苦手だったり、うまく調整できないとか修正できないという結果であれば、それは社会人になって誰か別の女性と結婚しても、次第に奥さんや子供と出かけなく結果になるかなあ~ と思うし、それ以前の問題として会社で仕事をうまく管理できないような気がします。
社会人になってから初めて自分のそういうところに気づいても修正はできないと思うのですが、大学生時代に気づけば、それを修正するチャンスはあると思うし、修正できなくても自分の招いた結果として自業自得と思うので、良いのではないでしょうか。
車の運転は、”手続き記憶” と呼ばれるもので、仕事も同じカテゴリーだったりする。
例えば、女子高校生くらいの女性で、運転しない人であったとしても、初めて乗用車とかの助手席に乗るという人は少ないので、お父さんの普段の運転と比較したりする。
例えば、コイン洗車場に行き洗車した時に、他の人が作業ブースで拭きあげているところに、水が飛び、「あの人こっちに水が飛ぶでわからないのかな?」 みたいな人がいたりする。
そういう光景を見たり、運転中に道を譲ってくれたのに挨拶もできないとか、助手席だと見えたりする。
彼氏というか、男性の運転する車の助手席に座ると、その男性の運転が良く見えたりするので、「この人空気が読めないところがあるなあ」 くらいは気付いてしまう。
最近あった名古屋の駅で18歳の女性会社員が胸にナイフのようなものが刺さったまま横たわって死亡していて、その犯人が元彼氏みたいな人で、職業不詳の29歳男性で、彼女を殺してからすぐにホームから走ってきた電車に飛び込んで死んでいたという事件があった。
その男性は殺害後に携帯から110番緊急通報して、1回目はすすり泣くだけ、2回目は無音という感じで2回警察に電話していたという話で、後は2人を知る間柄の女性が、「彼女と付き合っていていい感じだと彼が勝手に誤解していた感じで」 と言っているシーンもあった。
その事件の詳細までは知らないのですが、女性って男性の空気読めない人って忌み嫌うようなところがあると思う。
今年1月に博多駅前ストーカー殺人事件とか、その前に春日市の彼氏だった人が女性の首などをめった刺しいして、その後に犯人が死亡し、でも彼女は生きているという事件もあったりした。
男性の場合、自分の思い通りにならないと女性を殺してから自分も自殺するみたいなパターンは多い。
女性から見た視点では、男性の空気読めない人っていうのはハブられやすいかなあ~ と思う。
車の運転は都市部だと、譲ってもらうとかコミュニケーションスキルがないとうまく運転できないようなところもあるので、自分で運転して気づくかなあ~ と思ったりする。
大学1年生の18歳で免許を取って車も新車・中古車を買い、4年間のカーライフが楽しかったとか、そうでなかったとかはわかると思う。
上手くいかなかったという場合、それは原因があるはずなので、そこを修正できれば、人生も好転すると考える事ができるし、少なくても空気が読めないとかわかれば、大学を卒業してからの就職先とかをよく考えれば失敗も減らせると考えられると思う。
車の運転が苦手であったという場合でも、彼女と海外とか、飛行機などで旅行に行くというのに変えてしまい、事前にプランニングとかに時間をかけるとかすれば、結果は変えられるかなあ~と思うのです。
「何をモノサシに使うのか」 という部分で、車をモノサシに使うという人は少なくないと思います。
ひょっとしたら、車の運転はしないしへたくそだけど、それ以外の事では空気も読め、コミュニケーションスキルも高く、物覚えも良いという人がいるのかもしれません。
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