家族が具合が悪くなり119番通報で救急車の派遣要請をした時の流れがわからないという人がいらっしゃいます。
今回は、私の家族が昨年7月に夏バテをして、『具合が悪いので救急車を呼んで』 と言われた時の流れを書いてみようと思います。
2022年7月に新型コロナウィルスの感染者急増で問題の時期でした。
119番には、自宅の一般加入電話で119番に電話します。
『ハイ消防です、家事ですか? 救急車ですか?』 と訊かれますので、「救急車を1台派遣してもらいたい。 家族が夏バテのような感じでグッタリしています」 と言いました。
スマホでも問題ないと思いますが、一般加入電話の補遺が、『位置情報を確認します。 はい建物情報が確認できました・・・』 と言われました。
1つの住所の番地に複数の建物がある場合とか、どの建物だと確認できないと発進できません。
『それでは、救急車をいかせますので』 と言われ電話を切ります。
ちょっと今のうちにタバコを吸うか、そう思って喫煙するところに移動しタバコの火を点けて吸うと、自宅の加入電話が着信しました。
すぐにタバコの火を消して、電話機の前に行くと知らない携帯電話でしたので救急車からだと考え出ました。
『こちら向かっている救急車です。 症状の確認をもう1度お願いします』 と言われサイレンが聞こえます。
説明し、タバコを吸うか、そう思ってまた火を点けると、遠くからサイレン鳴らしている車が聞こえたので、また火を消して、非常信号灯を持って外に出ました。
交差点から家の通りに入ったのが見えたので非常信号灯を持って大きく振ると、『確認した』 という意味でサイレンを切って接近してきます。
住宅街ですのでサイレン鳴らしていると、『あの辺で停まったぞ』 みたいに近所の野次馬が来てしまいます。
自宅前の公道の幅員は6m超えで一方通行道路ですので、「こっちにこう横づけして~」 みたいな感じでガードレールに横づけしてもらいました。
郵送ですのでジェスチャーサインでの誘導です。
簡単にあいさつして、「担架の出入りが楽な玄関の方からお願いします」 と言って玄関に誘導。
一戸建ての家は基本注文建築とかですと、救急車の単価が楽に出入りできるようになっていますが、外の公道に担架を岡江ました。
中に入り和室で寝ている家族のところに誘導し、症状を訊かれます。
どうしても救急車で搬送する程でもない人が救急車を呼ぶという問題もありますし、新型コロナウィルスの患者急増という状況下では、新型コロナウィルスの感染でないか? とかの確認が徹底されます。
家族が自分で外に出られると言い、玄関前に置いてある担架に寝て救急車に乗りました。
家族、119番通報した人も自宅前に停めてある救急車に乗らないといけません。
「搬送先リクエスト、〇〇〇病院にリクエストをお願いします。 リクエスト理由、通院しているのでカルテが在る為飲んでいる薬の把握などが楽になります」 と説明。
『リクエストはしますが、必ずしもOKになるとか限りません』 と言われました。
「こちらが家族の搬送荷物です。 中に緑色のバッグが入っていて、そこに健康保険証など一式入っています」 と説明。
中を開けて、緑色の医療バッグみたいなものはテレビ通販で8千円とかで売られているものを開けて通院のカードなどを確認され、搬送先リクエストの電話をされていました。
他の救急隊員に、『新型コロナウィルスのワクチン接種状況、本人のと家族全員分を教えてください』 とまた確認されましたので本人の分から答えます。
新型コロナウィルスは、感染症ですので、その患者をうっかりERに搬送しますとそこにいる全員に感染する可能性がありますので、何度も何度も確認されます。
面倒ですので最初からリストにまとめておくと良いと思います。
『新型コロナウィルスの感染がないと思われる根拠は?』 とかも訊かれます。
『リクエストOKです』 と搬送先リクエストの手配をされていた救急隊員から言われました。
「これバイタルでしょ? 体温は何度ですか? 平常の体温でうちは病院で使われているテルモお体温計と同じものを使っていますので高熱が出ていないですし、ここが異常に感じます」 と説明。
結構時間は長く感じましたが、『それでは発進します』 と言われましたので、「私は家の戸締りなどをしてマイカーで病院に行きますので先に発信してください」 と言いました。
慌ててERの病棟に行ってもどうせ一定時間感染症の可能性がないという確認されない限り入院はできないと考えられますの30分~1時間家で戸締りしてからマイカーで行く。
救急車に自分が乗るとタクシーで帰る事になってしまいます。
後は、ER病棟に行くと受け付けをして、ER内に呼ばれ状況の説明と、事情を聴かれるとかがあります。
具合の悪い人より、信ぴょう性の高い情報を持つ人が優先されますので、ERに行かないわけにもいきません。
後は待合室の椅子に座っていると、婦長さんのようなベテランの女性看護師さんが来られ、新型コロナウィルスのワクチン接種もまた訊かれたりして、『たぶんこのまま入院になると思います』 と言われます。
何時間かそこにいないといけないので、小説とか買っておき、読むのが楽です。
病院はWi-Fiが速いのでネット環境良いのですが、意外と待つだけはしんどいです。
入院が決まると車いすとかに乗った家族を見送り、入院用の荷物を預けて帰ります。
受付で申請すれば駐車券がもらえるので無料になります。
救急車は安いものでも4千万円とかしますので、誘導して事故が起きない場所の公道上に駐車するようにしています。
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