『EVカー(電気自動車)が欲しいのですが、欠点は何がありますか?』 という感じで最近はEVカーを買ってみたいという人が増えています。
EVカーは、一戸建てに住んでいて、ガレージとか駐車スペースがあり、そこに充電設備があるような人に向いているみたいですよ。
”みたいですよ” というのは、私も買って乗った事がないので聞いたりしたお話になります。
自宅に充電設備があると12時間とか充電して500円。
でも、出先で高速充電をすると、都内とか電気代値上がりの影響も受けているので、1,000円とかになる。
EVカーは、カタログ値などに、「航続走行可能距離400kmとか書いてありますと実際には、それが300kmみたいになる。
暑いとカーエアコンの冷房を入れるので、その分の電気の消費が加わるので、理論値から減り続ける感じ。
寒い方がエアコンの電気消費率はどうしても跳ね上がります。
自宅でも夏場にエアコンを使い冷房を入れる電気代より、冬場にエアコンを入れて暖房を使う方が目に見えて電気代とか高いじゃないですか。 それと一緒です。
EVカーは、冬場に電気を充電する時に氷点下だと充電されないといわれていたりします。
バッテリーの電気というのは、そこに充電された電気を使用する際に、暑いとか寒いと本来の性能が引き出せないという構造から派生する問題を抱えています。
特に寒さに弱い感じがあり、バッテリーに専用ヒーターがあり、そのバッテリーヒーターを使う事で電気を消費し、さらに乗っている人がエアコンの暖房で電気を使い、その他に走行で電気を使うわけで、電気を大量に消費する事になります。
例えば、自宅のガレージ等に充電設備があり、氷点下とかで夜に充電させていますと、充電する際にもバッテリーヒーターが電気を消費しながら充電しますので、海外とかのアラスカとか寒いエリアでは、「冬場に氷点下で外で充電していると、朝になっても充電できていないので使いものにならない」 と言われていたりする。
自宅に充電設備がないと、近所のショッピングセンターに買い物に行った時に急速充電するとかになる。
さすがに毎日充電しないでしょうから、週末にだけ充電する人が多い。
でも、都市部だと大学生の乗ったバイクがトラックと衝突したりした事故で死亡し、急に道路が封鎖されて現場検証とかが行われる事があります。
そんな道路封鎖され4時間とかまったく身動き取れない大渋滞にハマると、「あれれ、どうちゃったのかなあ~、ひょっとして渋滞したの? 大変だ、バッテリーの充電は今日買い物に行った時にしようと考えていたのでもうバッテリーの残量がないぞ」 となり、かなり焦るらしい。
天気の良い快晴の春でもじっと停まっていると暑いのでエアコンを入れていたりしますが、それを止めて、電気の消費を抑えるしかない。
春や夏はまだ良いのですが、真冬に大雪で大渋滞をしますと、暖房は2種類あってバッテリーヒーターが作動し、後は乗っている人が手動でカーエアコンを入れていたりする。
福井の大雪とか、鳥取の大雪とか、毎年ワイドショーでも出てくるじゃないですか。
例えば、売れているハイブリッドカーと比較した場合はどう違うのか?
ハイブリッドカーやガソリン車は、ガソリンエンジンを搭載しているので、都市部によくある渋滞にハマっても、ガソリンが空という人はあまりいない。
ハイブリッドカーだと、真夏に36℃とかの猛暑日の炎天下の渋滞でも、エンジンがかかったり止まったりを繰り返しますが、ガソリン車よる涼しいとかあります。
EVカーのエアコンとハイブリッドカーのエアコンは家庭のリビングにあるエアコンと同じ電気で稼働するインバーター方式のエアコンですので稼働開始直後にハイパワーで稼働し、次第にパワーダウンします。
ガソリン車のエアコンはVベルトでエンジンに連結してあるコンプレッサーにオンとオフしかない。
エンジンに連結しているので、原則エンジン回転数に比例する性能となるので、テーマークとかに向かう際の渋滞でも、暑いじゃないですか。
ガソリン車のエアコンは、車が50km/hとか巡行しているような速度で効く感じがあるので、夏にはその特性を考えて走るとかの人が少なくない。
夏場の渋滞では、EVカーやハイブリッドカーの方が強く、逆に冬場の渋滞ではガソリン車の方が強いという特性があります。
ガソリン車や、ハイブリッドカーは、GSのセルフ式で運転者が自身で給油しますと乗用車でも3分程度で満タンになります。
EVカーは、最近テスラが都内に1,000カ所充電ステーションを増やし、10分で100km走れるだけの電気を充電できるようにしていくと発表しています。
公道でガソリンが切れると、それは自動車保険のオプションで加入しているロードサービスに電話しますと10Lのガソリンがもらえたりします。(年に1度だけという制限あり)
ガソリン車とハイブリッドカーは、基本それで何とかなる可能性はあります。
EVカーの中にはガソリンエンジン(バイクのエンジンなど) を搭載している車種はありますが、そのようなエンジン搭載していないと、電欠になると救援のしようがありません。
後は、充電が面倒くさくなるという人も少なくありません。
例えば、EVカーを買い、自宅で満充電していて、県外にある新しくできたテーマパークに彼女とか家族を乗せて高速を走る。
高速道路を走るとEVカーは電気消費が急に上がるとかありますので、目的地で遊んだりした後に帰る際にまた高速乗るとかの前に充電したりする必要がある。
ゴールデンウィークとかの大型連休で人が外出するような時期ですと、どうしても充電ステーションで行列ができていたりするので、YOUTUBEを見ながら空くのを待ち、さらに充電中もそこで待つとかになる。
ご主人が新しいもの好きでEVカーを買うと、1回とか2回くらいでは怒らない彼女や奥さんでも、何度も充電に付き合わされると、出かけたくなくなるという事もあります。
後は、家族に高齢者がいたりするとか、病弱な人がいると、ある日温泉旅行にも出かけた時に死んでしまったという悲報はスマホに入る。
家族の葬儀ですので、「じゃあ、今旅行して〇〇県にいるのですぐに向かうね」 と旅館をキャンセルというか手続きして高速とかに乗って帰る事に事になるじゃないですか。
でも、どこかで充電しないと走れなかったりするじゃないですか。
葬儀会場に充電設備ない事もあるので早め早めに充電するしかない。
ハイブリッドカーだと無給油で往復してもまだ余裕あるので、充電する時間のロスはない。
急速充電設備というのは、2010年頃に、1,000億円の助成金などで普及しましたが、企業などでも月に何回利用されたのか? という利用頻度があまり少なくて、寿命は10年程度なので撤去していくところが増えているので、『充電ステーションが急速に減っている』 という現実もあります。
そんな感じですので、自宅に充電設備があるかどうか?
仮に無かった場合でも、家のそばにショッピングモールがあり、そこで急速充電するのに並ばなくても充電できているような人に向いている。
とあるショッピングモールは、駐車中に無料で充電できる設備があるのですが、いつも同じEVかー(たぶん近所の人) のが駐車したままになっていて、そこを使いたい人は並ばないと利用できないと不満になっていたりする。
例えば、1時間の急速充電で満タンになっても、買い物をしている人はその1時間後に別の場所に移動してくれないまま駐車しっぱなしとなる事が無人運営なのでよく起こる。
分譲マンションとかでも、充電できる場所をルーズな人が占有していたりする事がある感じ。
ある薬局は、「自分のお客様が待つ間に充電できる環境にしたら、全然関係の人が充電しているので毎回注意するのが嫌になった」 と言われていました。
あるショッピングモールでは、無料で充電できる場所が平置きのお客様駐車場にあるのですが、そこで並ばれると異常を知らせるアラームが鳴り、警備員が毎回見に来るシステムになっていて、並ばないように注意されるという話をあります。
無料で充電できるところもあるのですが、そこは問題のある利用者が多いので、結局は自宅に充電設備があるかどうかがエンジョイできるかどうかの決め手になる傾向にあるようです。
後は、EVカーのバッテリーは急速充電したりして劣化していきますので、長く乗るとセル欠けのようになり、交換すると100万円とか高額ですので、あまり中古もお勧めできない。
ハイブリッドカーの走行用バッテリーも20万km走ると劣化したりしますが、リビルト品で交換しても10万円くらいです。
小型なので、ディーラーで交換しても20万円で済みます。
そんな感じなので、今はガソリン車よりハイブリッドカーの方が売れていますが、EVカーは売れていません。
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