今回は、『大学生にもなってバイクに乗るというのは、NGですか?』 というバイクに乗る人から見ての疑問に関してのお話になります。
一般的なお話として、高校生になった16歳で学校がバイクの運転免許証の取得を禁じたりして、でもみんな退学を覚悟で免許も持っていたり、中型バイクとか、原付バイクに乗っていたりします。
私の場合も、高校生3年生くらいの時に学校で担任の先生がバイクの免許証を持っている者は全員出せと教室で言われ、みんな出していました。
その後卒業して、大学生になった時にはもう入学式の日からみんな普通自動車運転免許証も持っていて、普通車の中古車をローンで買って乗っていました。
人は一般的に18歳の大学生とかになった時に、それまで住んでいた実家を離れて県外などに引っ越して、人生初の1人暮らしを始めたりします。
大学に斡旋してもらったりした下宿とか、大学そばにあるアパートなどに引っ越したりします。
18歳でそれまで高校で一緒だった子とかもいない、1人ボッチでのアローンスタートというのは経験しますので、人によってはまず友達が作れないと大学生時代4年間寂しい人生になると考えて下宿とかで1年生2年生を過ごす戦略を取る人がいます。
下宿だと同じ大学に通う2年生とか、同じ学年の1年生がそこに引っ越してきたりするので、さすがに友達ができない人はいないと考えられるからです。
18歳の大学生1年生で周りの子がみんな一斉に、「車の運転はこれから大学を卒業した後の人生を左右するファクターになる」 と車の運転技術をマスターする事を始めていたりします。
そして、アローンスタートなので同じ大学のクラスで一緒になった人と友達になっていく感じで、『俺はそばのアパートに住んでいるのでこれから来ない?』 と誘われたりして、下宿とか、アパートとか、賃貸マンションの部屋に一緒に行く事になる。
そこで、いろいろな話をする事になるのですが、親元を離れて田舎から出てきて1人暮らしをした時に、”こんなDQNがいた” とか話をしたりする。
だいたい騒音問題とかが主流でバイクに乗っている住人とか、酔っ払いでうるさい住人とかの話が出て来る。
「俺の住んでいるアパートに、原付バイクに乗っている大学生1年生みたいな人がいて、1時間に1回とかコンビニに行って帰ってくる感じなのだけど、あれってメチャうるさいじゃん。 さすがに大学生になったら車に乗るようになるわけで、もうバイクとか乗らない方が良いと思った」
なんて感じで、本人は気づいていないと思うのだけど・・・ みたいな話を友達になった人に教えてくれる。
ドイツでは自動車学校に行くと、最初に運転哲学を教える。 『車の運転は常に俯瞰(ふかん) 視で周りの車や人を見て事故などに遭わないように気をつけ、誰かの迷惑にならない事を意識する』 と教えた後に公道で実践練習をしている。
『基本車に乗る時には、目で見える認知能力の部分で事故に遭わなかったか? という結果であったり、目では見えない気づきにくいような非認知能力の部分の誰かの迷惑になっていないか? くらいは自分で気を付けてね』
みたいな運転する人の原則みたいなものがある感じ。
バイクの場合って、車に比べると明らかに音がデカいとかあるじゃないですか。
後は18歳の大学生1年生で車の運転にシフトしていくという人が多い。
車の運転というのはよく、「私は近所のスーパーに買い物に1人で車を運転して行けるので運転はできる」 みたいに誤解されている人が少なくない。
大学生1年生の18歳男性であれば、自分の所有するマイカーに彼女を乗せて、県外のテーマパークとかに男性が車を運転して、地図の本を見て目的地に行くドライブルートプランをチャチャっと組み立てて、その進捗具合を管理したり、修正したり、調整したりして、彼女の行きたいとかやりたいデートプランをやってくるという感じ。
同じデートをするのであれば、それがどういう風にすれば上手くいくとか、快適になるとか、そういうのも考えないと結果は出ないじゃないですか。
車の運転免許証を持っていない彼女であったり、運転免許証は持っているけれどスーパーの買い物くらいしか運転しない彼女も少なくはない。
福岡に住んでいる人が長崎のランタンフェスティバルに行くとかのドライブ中に車内で彼氏と彼女が、「こんな事があった」 とか会話をしたり2人しかいない世界だったりするじゃないですか。
そういう一連の流れをうまくできるように、俯瞰視で周りを見られるようになるとか、そういう技術を身に付けていこうぜ~ みたいものをやっている感じ。
そうするとね、どうしても車はお金がかかるなどの理由でシフトできずにバイクに乗ったまま取り残される人が出てくる。
『みんなでドライブに行こうぜ~』
みたいな男友達同士でドライブに行く場合でも、バイクの運転とかと違う世界じゃないですか。
「さあ、4月からは俺も大学生だ」 みたいに1人ボッチでのアローンスタートを控え、友達を作らないといけない時期に、どうしても車にシフトしていく人が多いのに、バイクのデカい音に乗っていたりする人と知り合うと、先のない人に見えたりしてハブるとかあると思うのです。
コンパクトカーに小さな子供を1人とか2人乗せて家族でドライブの運転しているお父さんと、1人で好き勝手に走るだけのバイクのお兄さんではやっている事が違っているじゃないですか。
『えっ、高校生の頃と同じような事を大学生になっても続けるの? それって将来大丈夫? 今は運転してながら車内で会話できるようになれるのを目指す時期じゃないのかな?』
みたいに取り残される人に見えたりする事があったりして、友達作りに影響しないかなあ~ となるのではないでしょうか。
例えるならば、バイクに乗る=1人ボッチとかで小っちゃな乗り物を走りたいように走り、車の間をすり抜ける。
車に乗る=チームで動き運転者がそれを管理している。
例えば、18歳になればもうバイク以外に車の運転が選べる事になり、事故に遇ったりした時のけがとかも彼女の分まで心配したりして車に乗り換えていたりする。
バイクでも運転するというのは誰かの命を預かるようなものに変わりはないと思いますが、車の場合は同乗者の面倒も見るという部分が強くなるので、1人で乗っている時の運転と家族とか友達を乗せた時では運転も変えるとかしている。
車の運転免許証を取得して、初心者マークを貼ってスイスイ1人で走れるとかを1年間実践してみて問題ないと感じればそのまま続け、自分に合わないと感じればそこで運転しなくなる。
自動車学校で教習車として使う普通車サイズで1人で田舎道とか都市部のオフィス街を走ってみて確認すべき内容なので、わざわざ軽自動車でやってしまう人もいたりする。
普通車サイズの3ナンバーのプリウスで40代のおじさんが住宅街の路地を走れるのに、20代の自分が同じサイズの車で路地を走れないとか離合できないと、それは俯瞰視ができていないとわかる事になるじゃないですか。
バイクだとあんなに小っちゃいのでそれで住宅街とかおオフィスが街とか運転できても、そもそもそれくらい小っちゃいと擦るとかできる方が難しいじゃないですか。
昔は18歳は未成年で、20歳で成人となっていました。
大学にストレートで入学できた人でも、車を所有してのメンテナンスを含めた管理面ができない人とか、誰かを乗せてドライブデートをする管理ができない人とか、車内での会話ができない人とかがいたりする。
その為に社会人になる前に自分でやってみて、自分を知るという感じで車の運転は重要視されていて、できないものに気づけば社会人になる前に直した方が良いという考え方をしていた。
そういうのがわかっていない人が結局バイクに乗り続けていたりするような話でもあるので、結局はバイクの乗り続けている人が損して気づいていない話だったりするかと思うのです。
大学を卒業して新社会人デビューし会社員1年生になった時に、そこにOLとして働いている女性社員がいて、『〇〇さんって、カッコいいなあ~』 と思ったりした時に、同じ職場の人が、「あの人バイクに乗っているからやめた方が良いよ」 と言ったりするじゃないですか。
18歳くらいの年齢ってその時に何をしていたのか? みたいな部分で幼い感じに見える人とかいたりして、その後の人生に影響している人が多い。
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