ワイドショーで、「他責事故とは、交通規制や作業車両へ一般車両が侵入、衝突した事故のことを言い、お盆休みには急増する」 と注意喚起をしていました。
高速道路などを走っていると、「右ん車線に寄ってね~」 みたいに看板が置いてあって、第1交通隊を走っていた車が、車両の左側がその看板に当たったりして、倒して逃走する。
あるいは、道路の第1通行帯に黄色いトラックが停まっていて、ハザードを点けて電光掲示板に「右の車線に」 みたいに誘導しているトラックに自分の車の左側が接触し、そのまま逃走する。
自分の責任にすることを「自責」と言いますが、逆に他人や他のもののせいにすることを他責と言ったりします。
道路を走っていて、そこに交通規制の現場に遭遇し、ぶつかると、「あれは私のせいではない」 と他人のせいにする感じで、お盆とかに普段車を運転しない人が運転してそうなる事もあるみたいです。
専門用語で似たようなものには ”誘因事故” と呼ばれる非接触事故もあります。
片側3車線道路の真ん中の第2通行帯を走っていて交差点で左の第1通行帯の車が左折する際になぜか一瞬右の第2通行帯の方に寄ってから左折するような、運転下手くそな人がよくやる癖みたいなものがあり、運転中に急に隣の車がふらっと寄ってきたようにしか見えないので慌ててハンドルを右に切って第3通行帯の車に接触事故を起こす。
そんな感じで、そもそも事故の原因は最初の第1通行帯の運転下手な人だったのに、その車とは非接触で当たってはいないので、結局自分が事故をやらかしたとなってしまう。
そんな感じの事故を誘因事故の被害者という。
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